承安3年(1173年)9月20日、鹽竃神社は、平安時代に現在の松和町付近の古屋敷に創立。旧神林村(現在村上市)の調査により、延長5年(927年)神名帳(延喜式)に記載された、豪華建築として神林村の重要文化財として指定されている。町及び塩谷新田の産土神を祀り、慶長2年(1597年)再建。その後、享保16年(1731年)現在地に移す。明治初期より御神輿巡幸開始。現在においても毎年9月20日に祭礼を平安時代より引き継いで行っている。(祭神ー塩土老翁名・合殿・天照大神・水波売命)
塩谷では亀を氏神の使いであると考え亀をとても大事にしています。
祝言の帯や着物に亀甲模様のついたもの、べっ甲のかんざしなどは使いません。
亀の形のお菓子やおもちゃなどは神社の池に納めます。
小さいころから亀を粗末にしないように言われて育ちました。
亀を指さすと指が曲がるといわれたり、昔語りで難破した村人が大きな亀に
助けられた話も残っており、亀は神聖なもので亀をあがめる風習が代々伝わっています。