荒川の河口近くに周りより高台の小さな山があります。この山には明治維新の頃、荒川を挟んで
行われる攻防戦に備え、村上藩奥羽越列藩同盟の幕府軍により砲台が置かれ役人が駐在するための
番所があり「番所山-ばんしょやま-」と呼ばれていたそうです。
現在は稲荷山と呼ばれ山頂には稲荷様をまつる赤い祠(ほこら)があり、展望台も作られました。
地域関係者600名の署名により「新潟県で一番低い山」として地形図に掲載されています。
標高は15.3メートルで山頂には三角点(水準点?)があります。
展望台からは塩谷の町並みはもちろん お天気の良い日は佐渡や粟島近隣の町や水平線が一望でき
素晴らしい眺めです。